スロートレーニング

 スローで筋トレを行うと、筋肉が太くなる効果が高まることは昔から経験的に知られていましたが、最近の研究でスロートレーニングの効果を科学的に実証し、またそのメカニズムをつきとめる事が出来しました。

 スロートレーニングは負荷が小さくて済むトレーニングなので、高齢者にはもちろん、腰痛やヒザが痛い人にも行いやすいものです。血圧があがりやすく通常の筋トレに不向きとされてきた高血圧や、動脈硬化の進んだ人にも同様です。

 成長ホルモンには組織を成長させ、新しくする効果があるため体を動かすために大切な腱やじん帯、骨を丈夫にする効果もあります。骨粗しょう症の予防にもなります。また、新陳代謝を高める効果もあるとも言われています。

メカニズム
 スローで筋トレを行いながら特別なタイミングでの呼吸法を行うと、筋肉は力を出し続けた状態のまま、血行不良の状態が続きます。血行不良になると筋肉では酸素が不足します。酸素が不足すると、筋肉は無酸素運動(負荷の大きな運動。酸素を使わず乳酸がたまる運動)によく似た状態になります。このため乳酸が蓄積し、筋肉は腫れ、脳へ信号が送られます。これによって脳のスイッチが押され、成長ホルモンが分泌されます。その結果筋肉は太くなります。