ふくらはぎ痛(肉離れ)

症状とメカニズム

急なダッシュ・方向転換という動きの中で、下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋繊維が損傷をおこすことがあります。肉離れとは筋肉の繊維の断裂の事で、部分断裂と完全断裂があり、断裂部分には明らかな陥没が見られます。

一般的な治療

一般的には患部のアイシング及び包帯・テーピング等による固定、運動の休止・制限・他の緊張している筋肉のマッサージなどを行います。また、血流を上げて治癒を促進する為、電気治療、他の筋肉に対するストレッチングなどを行います。
状態が悪い場合に病院等では手術の適応になる場合もあります。

当院の見解と取り組み

ふくらはぎの筋肉は主要な役割は足関節を曲げる動きをすることです。つまり足で地面を蹴る動きなので急な走り出しやジャンプした時に受傷することが多いようです。
正常な状態だとそのような動作で肉離れを起こすことはないのですが、筋肉が収縮しようとする方向とは違う大きな外力がかかることにより、瞬間的に筋繊維・筋膜繊維は破壊されます。

多くの場合、たまたま受傷時の使い方が悪かった事だけが原因になるのではなく、本来の筋肉の繊維の走行とは違った方向に使われるような間違った運動パターンを繰り返していることが根底にあるようです。
そのため、受傷時に筋肉や筋膜繊維の配列は乱れた状態のままに修復されてしまい、瘢痕(傷跡)を大きく残すことになります。この瘢痕(傷跡が硬くなった状態)が後々に様々な運動パフォーマンスの低下につながります。

筋・筋膜に対する急性損傷に対してはもちろんですが、すでに過去の損傷でできてしまった瘢痕組織に対しても適切な手技による施術を施すことで組織自体の柔軟性をとりもどすことで、本来の運動パフォーマンスを取り戻すことにつながります。


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