肩痛(上腕二頭筋長頭炎)

症状とメカニズム

上腕二頭筋の長頭(筋肉の腱の部分)が結節間溝(肩関節の前の部分の骨の溝)を通る部位で、筋繊維や腱が炎症をおこす総称です。

一般的な治療

炎症を伴う痛みにはRICE処置をし、腕の動きを制限するために三角巾を使用し安静を促します。筋拘縮予防のためにマッサージを行います。重度のものはステロイド注射、痛み止めの薬(注射/内服)を処方することもあるようです。

*RICEとは:Rest(安静)、Ice(アイス)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)と応急処置時に必要な4つの処置の頭文字をとりRICE処置と呼びます。

当院の見解と取り組み

オーバーユース症候群とも言われますが、実際には正しくない姿勢、関節の位置関係の歪み、正しくない投球動作、過度の練習などの複数の原因が組み合わさっておこっているようです。その結果として、上腕二頭筋の過剰な動きがおこり結節間溝の部位で摺りあわされるような負荷が反復することで炎症が起こるのです。

正しいフォームを取り戻すためには、まずは軟部組織(筋肉・靭帯・筋膜など)の繊維の乱れや瘢痕などの修正をきちんと行うことで関節のアライメントを正しい状態に戻す必要があります。

また、フォームの改善や修正に必要な「固有受容器の活性化」「運動神経の促通」「運動制御」などに必要な施術や指導を行い、「正しい運動パターンを再学習させるためのプログラム」を行うことで本来の関節の正しい動きを取り戻すことにつなげていきます。


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