足首痛(捻挫)

症状とメカニズム

 バトミントンでは、すばやい動きに対して土台となる下肢を安定させて、体幹の回旋~肩・肘・手首~ラケットへ滑らかに運動エネルギーを伝えます。スイングで体幹を回旋させる時、しっかり踏ん張れていないことで足首に負担がかかり、シャトルの動きに素早く反応して前後左右に移動の多いバトミントンでは、足関節を内がえしして負傷してしまうことがあります。内反捻挫が圧倒的に多く、外くるぶしの靱帯が伸ばされ炎症を起こし、腫れ疼痛は著しいです。

一般的な治療

一般的な捻挫の治療はRICE処置から、テーピング・副木・シーネなどを使って1~3週間の固定をします。その間必要があれば松葉杖・足部専用の固定器具を使用します。 重度のものになると関節造影をしたのち必要に応じて手術の場合もあります。

*RICEとは:Rest(安静)、Ice(アイス)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)と応急処置時に必要な4つの処置の頭文字をとりRICE処置と呼びます。

当院の見解と取り組み

足関節の捻挫とは外力により足関節を安定させている靭帯や筋肉および膜の線維が破壊され、配列を崩している状態です。配列が乱れた状態のままで固定すると、本来とは異なった構造(不安定な関節や可動範囲の減少など)に修復されてしまいます。その結果、同じ部位の捻挫を繰り返したり、他の部位に無理な働きを強いることにより全身の捻れが生じ「新たな損傷」の原因になったりしてしまいます。

当院では損傷箇所に対してのアプローチとして「どのような状態で受傷したか」「どの靭帯・筋肉・筋膜の繊維がどのように損傷しているのか」などを出来るだけ細かく分析し、それぞれの繊維に対して適切な施術を行うことで乱れた配列を正しい状態に戻すことを目指しています。

また、損傷した繊維が修復されただけでは本来の動きが出来るわけではありません。「足関節の動きと関連深い膝関節・股関節・足の趾の関節・アーチ(土踏まず)などの動きやアライメント調整」「正しい運動パターンを再学習させるためのプログラム」を行うことで本来の関節の正しい動きを取り戻すことにつなげていきます。


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